お知らせ

園の田んぼで育てた稲を収穫しました。
稲刈りです。
子どもたちから、「稲刈りって楽しいだね」との言葉が出ています。
それで十分だと言いたいところです。
子どもたちは稲の苗を植え、それを育て、そこにスズメが来たり、ヤゴが来たり、カエルが来たり、カブトエビがいたり、などなど、稲の中で生物の多様性に出会います。
そして、毎年繰り返していくことで、その関係性や循環にも気づいていきます。
そうやって世の中の理を学んでいきます。でも、なんでそうなるのかは分からないこともあります。
それでいいんだと思います。そのなんとなく豊かな生活が好奇心になるし、心地よさになったり、こうやって生きたいなという意欲になります。
つまり、子どもたちが楽しい実体験があり、それが生活につながりがあり、心地よいなら、そこに育ちがあるんだと思います。
何より、いい風景だと思う日々です。

大阪府堺市
社会福祉法人 任天会
おおとりの森こども園 園長 松本崇史

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