お知らせ

子どもは遊ぶとき、大きな声出します。飛び跳ねます。身体をめいいっぱい動かします。笑います。基本的に落ち着きはありません。
騒がしく、衝動的に動き回ります。
生活の場面でもおなじです。子どもたちは基本的にそうやって過ごしていきます。一人ならば、なおさらそうなるでしょう。
ただし、そこに友だちが産まれます。一人遊びから、平行遊びになり、そして、共に遊ぶようになります。
その友だちから教わります。「私は私だけど、あなたはあなただけど、仲良くしたいね」と。
だからこそ、友だちとの関係の中で、その衝動性や騒がしさが、少しずつ「和らいでいきます」。
そこには、人がいるからです。
「自分だけほったらかし。僕もやりたい。私もやりたい。私が一番。」。それだけでは他者とうまくやっていけないことを生活の中で会得していきます。
だからこそ、子ども同士のけんかやいざこざやトラブルは意味が大きいのです。
そこに、大人が、「どうして、この子が!」となるのではなく、
ちょっと嫌なことがあったと体験した子どもを、「人生の大きな一歩を踏み出したね」と、
和やかな気持ち+真剣な目で見つめることができる大人でもありたいとおもいます。(もちろん、暴力は許しませんけどね。)
子どもたちが騒ぎ、飛び跳ねる様子に、活き活きさを感じつつも、この時期になると落ち着き始める子どもたちを見て、ふっと思った瞬間の最近の生活でした。

おおとりの森こども園
園長 松本崇史

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