お知らせ

アンモナイトをいただきました。
せっかくだから子どもたちに見せてみました。絵が好きな子たちが描きたいということで、描けるような環境にしました。
描きたい子たちだけが描けるように。

おとなも感心、感嘆するような絵ができてきました。

アンモナイトそのものを丹念に描き込んだ5歳児の絵です。
2つの絵にも性格や知識や観察眼が表れています。

描いている環境や人まで描き込んだ、俯瞰的な視点を持つ5歳児の絵です。
よく見えています。だからこそ、考えるのに時間がかかる子です。

1歳児の驚異的な絵です。
この子の才能の豊かさや知的な面も表れています。

3歳児の恐竜好きな子のさすがの絵です。今まで図鑑や映像などでも、見続けた結果がここにあります。好きこそ物の上手なれ。

3歳児。気持ちの明るさがにじみ出ています。
今、園が楽しいのでしょう。友だちもそこかしこに描いています。
額まで、自分の気持ちを表しています。

こうやって、子どもの絵には、その子が表れます。
保育者は、そこを読み取ります。つまり、心を覗こうとします。
上手に描けたかどうかは二の次なのです。つまり、芸術家を育てているわけではありません。人を育てるために絵を描くことが必要なのです。
保育者が、その心を見ようとするからコミュニケーションがうまれます。
描くとはコミュニケーションなのです。
大人には難しいスキルです。子どもはすごいなと思う瞬間です。

おおとりの森こども園
松本崇史

TOP