お知らせ

今日は待ちに待ったクリスマス会の日。
みんなでホールに集まり、歌を歌ったり合奏をしたり。
5歳児さんが係を決めて、受付をしたりMCをして会を進行してくれました。
いよいよ、みんなの発表が終わった時!なんと鈴の音がどこからか聞こえてきました。
ざわつくホール…もしかして、サンタさんがきてくれるの?!
みんな、きょろきょろと周りを見回しました。その時です!テラスからサンタさんが歩いてやってきてくれました。

子どもたちの嬉しそうな顔。びっくりした顔。信じられない!という顔。歓声と拍手が巻き起こりました。
5歳児さんは「誰がサンタになってるんやろう?」とその場にいない職員探し。
でも、みんな先生たちはホールにいたのです。「?」と納得いかない顔をしながらも「ほんもののサンタ!?」と興奮している子もいました。

サンタさんがきてくれて、5歳児さんから質問タイム。
「どこにすんでるんですか?」「フィンランドじゃよ」
「なつはなにをしてるんですか?」「冬にプレゼントを配るために準備をしてるんじゃよ」
「なんであかいふくをきてるんですか?」「あかが大好きだからじゃよ」

一つひとつの質問に、子どもも大人も大興奮でした。
そのあと、クラス毎にサンタさんからプレゼントをもらったり、写真を一緒に撮ったりと、スペシャルな時間をすごしました。温かくて幸せな時間でした。

私の大好きな絵本の一つに、「サンタクロースってほんとにいるの?」という絵本があります。自分の子どもから、こんな質問をされたらなんて答えたらいいんだろうと思っていた時に出会った絵本です。親子の会話で、子どもの疑問の一つひとつに、親が答えていきます。

子どもたちは大きくなるにつれて、「サンタはいない」と思う日が来るかもしれません。でもこの絵本を読んでいると「サンタって本当にいる」と思えるのです。そんな温かい気持ちになる絵本です。

想像力や夢や希望。人生を豊かに生きていくために、大人になっても心に持ち続けたいですよね。

社会福祉法人 任天会
桃の木の森こども園
園長 稲垣 美紀

 

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