お知らせ

2歳児の子どもたちが、相撲をとっていました。

実は、この日の数日前から幼児のお兄ちゃんお姉ちゃんが、相撲をとって盛り上がっていたのです。大人も入って、本気の勝負をしていました。5歳児の男の子は「こうやったらつよくなるんやで」と園庭のフェンスに向かって押し出しの自主練習をするほどでした。1対1で相手を倒す真剣勝負です。子どもたちの体と感情がぶつかり合う様子に、周りにいる子どもや大人の声援も大きくなっていました。

そんな姿を、2歳児の子どもたちも見ていたのでしょう。女の子二人の勝負が始まりました。4歳児の子が、さっと入って行司をしてくれます。相手を押してみたり、引っ張ってみたり・・・普段の遊びにはない体の動かし方です。でも二人の表情は真剣そのものでした。長い取り組みの後、とうとう一人の子が押し出されてしまい、負けた子は涙ぐみ悔しがっていました。それだけ本気に取り組んでいたのだと思います。

お部屋でも美容室ごっこやお医者さんごっこが見られるようになっている2歳児クラス。記憶する力が育つこの時期は、遊びの中で大人の真似をしたり、家庭生活、社会生活の再現を楽しむようになります。帽子やコスチューム、道具などをお部屋に置いたり、大人も一緒に楽しみながら、子どもたちが存分に再現したい事を自由に表現できるよう環境を考えていきたいと思います。

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