お知らせ

園庭の隅で、私(園長)が柵を作るための作業をしていると、5歳児が数名やって来て言いました。

「今日は、何を作ってるの?」

 

「木で柵を作ってるんやで。みんなが安全に遊んだりできるようにね」

「危ないところに行けないように?」

「危ないところはないんやけど、小さい子どもがあまり遠くへ行きすぎてしまわないようにね」

「ふーん、そうか。いつも、いっぱい作ってくれてありがとう」

「ぜ~んぶ、作ってくれてるもんな」

「いっぱい作るのたいへんやろ?」

「ねえ、何か手伝うことない?」

5歳児たちはそう言うと、やすりがけをしてくれました。

 

子どもたちは、自分たちが遊んでいる玩具や使っている道具や設備などが当たり前に与えられるものではなく、

職員が心を込めて作ったり、必要なものを考えて買っていることを、わかってくれているのだなと思います。大人になっても、そういう感覚を持ち続けてほしいなと思います。

いろいろな人の働きがあって 生活できているということを。

TOP