お知らせ

ここ何年か、子どもたちの身体の変化に違和感がありました。
転んでも手が出ず、顔のけがをする。
何もない場所でつまずく。
どうしてこうなるのだろうか?何をどのように変えていったらよいのだろうか?

生まれてから、寝ているだけだったところから首が座り、寝返りができるようになり、うつ伏せで顔をあげられるようになり、
ほしいものを手に入れるため、前に、後ろに進もうとして手足を動かし、ずりばい、ハイハイができるようになり、手の力がついたら自分でお座りができるようになる。
ハイハイが十分にできてきたら、つかまり立ちができるようになり、歩き始める。
このような成長過程をゆっくりとひとつずつ、踏めているだろうか・・・

「成長を待つ」ことの大人の側の忍耐の大切さを感じるこの頃です。

いつでもやり直せる。

ハイハイ競争から始まり、遊びの中で子どもたちの身体を取り戻したいと感じています。
今日は、雑巾レース。ぞうきんを絞ることから始まります。
昔は、雑巾がけなど当たり前の光景でしたが、今では・・・
これも大切な手足、体幹の力を鍛えます。

楽しみながら「賢いからだ」作りをしていきたいと思います。

社会福祉法人 任天会
日野の森こども園
園長 蓑輪登紀子

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