保育・教育・研修
2022/12/20
園庭の大根がよく育ち、収穫を待っていた12月中旬。
4歳児の子が大根を見て、「おでんの大根はうまいよなぁ~~~」というつぶやきを聞き逃さなかった担任。
そんな一言から、大根をおでんにして食べよう!となったのです。
朝から大根を収穫して、水で洗いますが、とにかく大仕事。
大根はしっかり根を張っていて、こども4人がかりでも抜けません。
冷たい空気と冷たい地面にさらされている大根は、キンキンに冷えていて、「つめたーい!」と手がかじかみ、思うようにいきません。
年長の力持ちの子が呼ばれて抜こうとしてもうまくいかず、保育者がちょっと手伝ってやっと抜けました!
今度は大根を洗います。冬の水はとにかく冷たい!でも、冬とはそういうものですね。
「手が寒い!」といい、手を真っ赤にしながらも、なんだか楽しそうなのが子どもです。
切って、煮て、おでんはおいしく食べました!
ひとりの子のつぶやきを聞き逃さなかった保育者と共に、冬の生活を楽しむ子どもたち。
冬ってさむいよね、冬って大根でおでんしたらおいしいよね、、、冬ってこういうものだよね。
そんな当たり前のことこそ、子どもたちにたくさん経験していってほしいと思います。
社会福祉法人任天会
日野の森こども園
園長 佐藤育恵