保育・教育・研修
2025/03/12
当法人の教育顧問である菊池省三先生の研修から学んだ「誉め言葉のシャワー」を実践しています。
各クラスで、子どもが頑張ってできるようになった時、子どもができたという瞬間を見逃さず、その行動の何が良かったのか、具体的にほめる言葉を伝えています。
具体的に、言葉でほめられてきた=良い言葉を受け取り、心にたくさん貯めてきた
子どもたちは、いろんなところで友だちを励まし、力づける言葉を発するようになってきます。
(具体的にどんな言葉を使ってほしいのか、どんな言葉を言われたくないのかも子どもと話し合うようにしています。)
これは「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」の10項目の中にある⓽言葉による伝え合いにもつながります。
5歳児クラスのサークルタイムで、「1人に24人から言葉を贈ろう」ということなりました。
子どもたちから贈られた言葉は、写真にもあるように見た目やうわべの言葉だけでなく、
共に生活してきた仲間ができるようになってきたことを言葉にしてくれていました。
その言葉をもらった子どもは、卒園をひかえ、「自分を友だちから認めてもらう」という自信を手に入れたと思います。
その自信を手に、ここから巣立ち、小学校という新しい世界でコミュニケーション力を生かして生きていってほしいと願っています。
社会福祉法人 任天会
日野の森こども園
園長 蓑輪登紀子