お知らせ

5歳児のKさんは、以前から、時間があるとステッピ―に取り組み、「数えて!」と何回回せるか?に挑戦していました。
誕生日を翌日に控えたこの日、Kさんの挑戦が始まっていました。
100,200と越えてきたあたりから、担任もほかの子どもたちに「Kさんが頑張っているから、場所を開けてほしい」お願いし、みんなの協力の下、挑戦が続きます。
クラスメイトも乳児クラスの先生のところに行き、「Kさんが頑張ってる。早く来て!!!」と応援の要請に行きました。

500,600・・・900、1000
ついに1000回を超えました。
「がんばれ~~」「がんばれ~~」
友だちの声が響きます。

1691回!
30分かけて達成した記録です。
Kさんと頑張った証を記録にし、Kさんが選んだ玄関に貼りました。

Kさんの挑戦が終わったあとのこと。
Kさんに刺激された5歳児のこどもたちの次の挑戦が始まっていました。
ステッピ―も新聞紙とスズランテープを使い、個々に自分で作っています。
毎年の遊びの一つですが、子どもの心に火をつけ、挑戦し、工夫し、切磋琢磨する。
自分でやりたいことを見つけて、挑戦していく、これが学びの基礎となります。
何に興味を示すのか?何を楽しいと感じるのか?
子どもたちとみつけていく毎日でありたいと思います。

社会福祉法人 任天会
日野の森こども園
園長 蓑輪登紀子

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