お知らせ

ある朝のこと。
乳児園庭で子どもたちが遊ぶ中で、1歳児クラスのメダカの水槽の水替えを保育者がしていました。その様子をじっと見ていた2歳児の女の子が、3匹いるメダカのうち2匹の色が同じことを発見しました。

「あー、メダカさん、同じ服着てるねえ。
○○ちゃんと一緒だねえ」

そう言って嬉しそうに自分の服をつまんで担任の保育者に見せてくれたそうです。

かわいいんです聞いてください!と興奮しながら担任が話してくれました。
自分が服を着て生活していることと、メダカの色を重ね合わせて考えたのですね。

子どもたちの日常には、発見や喜びや驚きがあふれています。その一瞬一瞬の気持ちを分かってくれる保育者がいることは、どんなに嬉しいことでしょう。

こうした当たり前の日常こそ、大切にしていきたいと思います。

社会福祉法人任天会
日野の森こども園
園長  佐藤育恵

TOP