保育・教育・研修
2021/12/13
神戸松蔭女子学院大学から卒業生である本園の職員に、実習に行く前の2回生に、心構えや自分が経験したこと、Q&Aなどを話してほしいとの依頼が来ました。
職員は、働き始めて1年目。実習生と保育者を身近に感じられる立場であり、学生さんにとっても昨年度の卒業生の先輩という頼もしい存在であったと思います。
職員と「どんなテーマで話すか」「学生さんが聞きたいことは何だろうか?」「どんな不安があるのだろうか?」など、何回か話し合いました。
11月に来た実習生がとても緊張していた様子が印象的だったので、「緊張しなくても大丈夫だよ」「子どもと遊ぶって楽しいよ」と思ってもらえる内容にしようということになりました。
学生さんから送られてきた「質問」にも目を通し、いくつかピックアップし、回答も準備しました。
さて当日・・・
職員が実習生だったころに準備したお勧めの絵本、苦労した話。
どのように考えて就活に取り組んだのか?
実際に働き始めて、子どもたちと過ごす毎日はどんなものなのか?
を緊張しながらも、話す姿は頼もしいものでした。また、
「園見学にはたくさん行きました。自分が楽しい、安心できる場所でなら子どもたちとも楽しく過ごすことができると考えてたくさん探しました。」
と話していました。それが、うちの園だったというのが何よりも嬉しいことでした。
将来、保育士になろうか、どうしようか・・・不安を抱えている学生に
「本当に子どもが好きで、この仕事がしたいと思うなら、あなたに合う園が見つかると思うので、諦めずに探してください」
と言っていたのは、彼女の心から出た言葉であり、それが一番学生さんたちに響いたのではないか、と思いました。
この大変な時代に、未来を託されている子どもたちの成長を見守る仕事に携わろうとしてくださっている学生さん、希望をもって進んでください。
大学の教室を出ると、きれいなクリスマスツリーが出迎えてくれました。
心洗われるひとときでした。
今回の授業をするにあたって、考えることがたくさんあり、学びの時となりました。
このような機会をくださった神戸松蔭女子学院大学の皆様に感謝いたします。
日野ひかりの森こども園では、実習生、園見学等も受け入れいたしております。
ぜひ、自分の目で見て、心で感じてください。
社会福祉法人 任天会
日野ひかりの森こども園
園長 蓑輪登紀子
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#保育って楽しい
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