お知らせ

毎年、園庭に植えるすみれやパンジーの花に卵を産みに来てくれるツマグロヒョウモン。

(ツマグロヒョウモンの幼虫のエサがすみれ科の葉っぱだからです)

今年は、10匹の幼虫を見つけました。

飼育ケースに入れ、各クラスで観察をしていました。

毎朝、園庭に行き、すみれの葉っぱを取り、飼育箱に入れるのも子どもたちの仕事です。

「もう草が枯れてるよ」「うんちも捨てないとね」

「たくさん食べてね」「さなぎになったから、もうご飯はいらないね」

さなぎになったのは、嬉しいけれど、エサやりの仕事が終わったためか・・寂しそうで・・複雑な気持ちになりました。

幼虫は、体の色が黒く、とげとげもあるため、一見は「毛虫」に間違えられます。

また、さなぎになると、さなぎにメタリックな銀色の粒が付くのが特徴です。

とてもきれいなため、子どもたちは、飽きずに見入っているくらいです。

ある日、登園するとちょうちょになっていました。

まだ、羽化したばかりなのか、飼育ケースのふたをとっても、なかなか飛び立とうとしませんでした。

そのおかげで、「手の上」という間近で、羽の色、羽をパタパタ仰ぐ様子をじっくり観察することができました。

「粉が手についた、キラキラ光ってる!!」

ツマグロヒョウモンの羽は、金色でした。

私もこんなに間近で見ることができたのは初めてでした。

優雅で、綺麗で・・・

このような体験を毎年経験できるように、これからもすみれ、パンジーをたくさん植えよう!と思います。

 

社会福祉法人  任天会

日野ひかりの森こども園

園長  蓑輪登紀子

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