お知らせ

「山王祭」は大津市の日吉大社に平安時代から伝わる春の伝統行事で4月12日~15日にかけ祭事が行われます。東本宮 大山咋神と妃神 鴨玉依姫神の結婚を再現する儀式。 3月上旬に奥宮に上げられた神輿に神様がお遷りになり、山麓の東本宮へお渡り頂く神事。 一説には見合いを済まされたご夫婦の神様の結婚式を再現するともいわれています。

 花渡り式 山王祭の神事中、最も華やかな神事です。 甲冑を着た5歳前後の子どもたちが出産を迎える神様にお祝いのお花を供える儀式で、ひえいの森こども園に通う5歳児さんも参加されていました。お祭りの屋台も楽しみの1つで、たこ焼き、チョコバナナ、りんご飴、金魚すくい等、「美味しかった~」と教えてくれる子どもたちです。

 お祭りの醍醐味であるお神輿も、子どもたちにとっては印象的だったようです。早速園庭にあるカゴを利用して、お神輿遊びが始まりました。「お神輿が通りますよ~!」と先導者が声をかけながら、「わっしょい!わっしょい!」とお神輿が通ります。持ち手が破損しても、ガムテープですぐに修繕し再開する様子はたくましいいです。地域との繋がりを感じると共に、子どもたちの遊びが経験を通して地域の方にも支えられていることに改めて感謝したいと思います。

 

子どもたちがタイムリーに遊べる「旬」を逃さないように、保育環境に活かしていきたいと思います。

滋賀県大津市 社会福祉法人任天会

ひえいの森こども園 園長 本田伸一

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