お知らせ

富貴の森こども園では幼児クラスだけでなく、2歳児クラスでも野菜を育てています。小さなジョウロで水やりをして成長を見守っていた子どもたち。待ちに待った収穫の日。大きな葉に隠れて最初はどこにキュウリがあるのか分からず?? 葉をかき分けて現れたキュウリに「わっ!!」「できた~♪」「でっか~い!」と大歓声でした。新鮮な野菜ならではのチクチクした表面に「いたっ!」と手を思わず引っこめたり、「重たいな~」と両手を上げ下げしながら重みを感じたり…。 自然から、触れたりにおいを嗅いだり、持って重さを感じるなど、感覚遊びの恩恵も得ています。

大事そうにキュウリを抱えて給食室へ向かう足取りも軽やかに…。一緒に収穫したオクラと共に、給食さんに「おねがいします!!」と笑顔いっぱいで手渡していましたよ。

メニューの中のサラダにキュウリを発見。ちょっぴりキュウリが苦手だった子も、自分たちが育てたキュウリと分かると「これ、ひまわり(クラス)のキュウリなん♩おいしいな!」と言ってぺろりと完食! 自分で育てた野菜の味は格別だったのでしょうね。

1歳児クラスです。スプーンを“食べる道具”として意識して使っています。自我が芽生え始めるこの時期は自分から食べようとする意欲や行動を大切にしてさりげない援助(そっとスプーンに手を添えて子どもが自分で食べたと思うように)を心がけています。食事の援助は「自分で食べたい!」の気持ちも援助しています。「自分でやってみたい!」という意識が高まる、このタイミングを逃さずに援助していくことが大切だと考えています。

物事を取り組むうえで、この「自分でやりたい」という気持ちは大きな力になります。「やってみたらできた!」という経験で満足感や達成感、「またやりたい」という意欲がどんどん育っていったらいいな、と思っています。

 

TOP