お知らせ

幼児クラスでは、子どもたち自身が経験したことや興味を持ったことを遊びに繋げる姿が沢山見られます。

3・4歳児の異年齢クラスでは今、銭湯「ひかりの湯」を営業中。(みんなで話し合い、クラス名から決めました)

 

オープン前の準備。まず、「KAWAWALOG(カワワログ)」というドリームログの5分の1サイズのミニチュアで設計し、組み立てていきました。そして、そのミニチュアを基に、「DREAMROG(ドリームログ)」で完成させていきました。

レッドシダ―という木で出来ているこの積み木は、大きくてもとても柔らかく軽い木で、子どもたちでも簡単に持てます。小さな棟梁たちが「大きいのが1,2,3,4…」と数を数えながら、協力し合って組み立てていき、とうとう完成…。

「やった~!!かんせ~い!」

「お客さん、いっぱいの時は、これ読んで待ってよな」と、待ち合いには本を置いています。

 

さぁ、いよいよオープン♪

脱衣所で脱いだ衣服を畳み、カゴに入れます。女の子の中には髪を結んだゴムまでしっかり取っている子もいて、なかなか本格的です。

「一緒に入ろ!」とお友達を誘ったり、一人湯船に浸かってまったりとする姿などいろいろです。

先日、1歳児クラスからかわいいお客さんが温泉に入りにきてくれました。

みんな大喜び♬

それまで遊んでいたものを瞬く間に片付けると、あっという間に店員さんに早変わり。

「いらっしゃいませ」

「ようこそ、こちらで服を脱いでください」

「こちらで少しお待ち下さい」

など、それぞれの役割になりきってお客さんをもてなします。

 

「気持ちいいですか?」と湯船を覗き込んで尋ねたり、優しく髪を乾かしてあげたりとサービスもばっちりです。

びっくりしたのは、着せる時に、服の袖口から自分の手を入れて、小さな子の手をそっと引き出してあげていることでした。大人が何も言わなくても小さな頃からの経験がこうして生かされているのだな、と思いました。

「またお越しください!」とお客さんを見送った後、何やら相談が始まりました。

 

実際に銭湯に行った子から色々な種類のお風呂があったことを聞いた子どもたち。興味深そうに話を聞いているうち、その中の“白いお湯”に興味を持ち、ひかりの湯でも月曜日限定の湯にすることに…

営業戦略を立てて、早速準備に取り掛かりました。まずは看板をつくり、ネーミングも考えましたよ。熱い夏に入りたくなるような「雪だるまの湯」とは、なかなかのセンスです。

 

「限定」というのも魅力的…。さっそく入りに行ってきます!

 

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