お知らせ

そらクラスのYちゃんが、お家から持ってきた❞にじいろトウモロコシ❞の種をまいて育てていた時の事です。登園して来たN君が、「園長先生、見てみ~・・・朝露やで」と教えてくれました。「朝露って知ってるん?」と尋ねると、「うん!触ったらつぶれるで」「きれいやな」と、しばらく一緒に眺めていました。

私たち任天会では、「いつも心にセンス・オブ・ワンダーを」乳幼児期の教育について考える時、いつも心に留めておきたい言葉があります。それはアメリカの生物学者レイチェル・カーソンの本のタイトルにもなっている「センス・オブ・ワンダー=自然の神秘さや不思さに目を見はる感性」という言葉。自然の中には、数え切れないほどの美しいものや驚き、発見があり、子どもは自然とのかかわりを通して多くの事を学びます。私たち任天会は、保育者が「教える」ことよりも、美しいものを美しいと感じる感覚、新しいものや未知なるものに触れた時の感激など、子どもに生まれつき備わっている「センス・オブ・ワンダー」を大切にしています。この学びを理事長から私たち職員一人ひとりが受け継ぎ大切にしています。

忙しさに紛れて見落としてしまいそうなことがいっぱいありますが、子どもと一緒に同じ目線で感動できる豊かな心を持った保育者でありたいと思います。

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