保育・教育・研修
2021/02/02
今年は立春が2月3日のため124年ぶりに節分が2月2日になり富士見の森こども園でも今日豆まき会をしました。
0歳児・1歳児クラスは室内で保育者と一緒に豆に見立てた玉入れの玉を掛け声と一緒に投げたり、鬼のお面をかぶってみんなで鬼のパンツを歌って踊ったりしました。いつも一緒にいる保育者と楽しい雰囲気の中で会を終えることが出来ました。
カメラを構えていると持っている玉を園長にも「おじょー!」と分けてくれる子もいて一緒に楽しもうと声を掛けてもらっているみたいで嬉しい気持ちになりました。ありがとう♪
節分ということで鬼に扮して登園してきた子も居ました。最近写真を撮られるのが恥ずかしいのか目線を外してポーズしてくれました(笑)
2歳児クラスは行事担当の職員が鬼の折り紙を折って見せてくれたり、鬼とにらめっこをしたりして過ごし、豆まきではアレルギー対応により手作りの軽い紙粘土でつくった豆をクラスで製作した壁の鬼に向かって「鬼は外!」と投げていました。隣の部屋からは2歳児さんの元気な声につられてギャラリーも駆けつけました。
幼児クラスでは担当の職員が立春の前日が節目の「節分」になることや宮中では昔から「方相氏(ほうそうし)」と言われる呪師が邪気を払うために扮した姿が中国から伝わった事など詳しい由来を聞くことが出来ました。
季節に合わせた祭りや行事が行われている意味をしっかり調べて目でも見て分かるように教えてくれる大人の姿に子どもたちも釘付けでした。
別室へ写真撮影にいくと鬼が登場。子どもたちは自分で作った升に先ほどの粘土の豆を入れていたので早速「鬼は外!福は内!」と退治に挑みます。
何度か子どもたちのところへ行こうとしますがいくら軽い粘土といえども全力で投げた豆は当たれば痛いのでついに力負けして鬼は降参しました。
参った参ったと鬼はジェスチャーでみんなに言うと子どもたちはハイタッチや握手をしに来てくれました。
中にはぎゅっとハグをしに来てくれる子もいて最後に鬼はみんなに手を振ってご機嫌で帰っていきました。
今年も子どもたちや園に関わる全ての人たちが健康に安全に過ごすことが出来るように園をあげて邪気払いができました。
帰り際「富士見の森こども園の子どもたちはとてもいい子たちばっかりだから、また一緒に遊びたいなぁ」と鬼は思ったそうですよ。
富士見の森こども園
園長 吉田 千草