お知らせ

天気も安定して過ごしやすくなってきたこの頃。

運動会後から積極的に散歩に出かけています。

園舎から子どもが一人もいなくなることもよくあるので

園見学に来られた方から「静かですね」と言われることもしばしば。

 

出かける距離が伸びてお山の公園へいけるようになった乳児クラス。

山を駆け上り、バランスを取りながら何度も躓いたり前に倒れそうになって両手をついたりしながらも慎重に降りてを繰り返し歓声を上げて楽しんでいます。

 

 

少し向こうでは0歳児と向き合いながら一緒に寝転んでみたり草を触ってみたりする担任。

子どもの身体の育ちを理解していきながら目の前の子がどんなことに目を輝かせているのかをよく観察して関わっています。

 

クラスの外に掲示してあるドキュメンテーションではそんな保育者の観察の様子が写真とともに書かれています。

彼女は1歳。出先の公園でいつも靴や靴下を脱いで裸足で移動します。

ある程度歩くと保育者のそばにいき、靴を差し出して「履かせてほしい」と求めてきます。

手伝ってもすぐまた座り込み、靴と靴下を脱いで裸足で練り歩く。

そして好きな場所を見つけると一人で座って周りを見渡したり少し遠くからみんなをじっと見る。を繰り返しています。

 

 

集団で園外へ出ると安全が第一になりがちですが、安全を守りながらもその子が何に対して目を輝かせているのか、何を感じてどんな風に過ごしているのかをじっくり観察すると大人の想像のはるか上を行く行動をするので「どんな事考えてるのかな・・・・」とついつい目で追いかけてしまいます。

自由に過ごすことの価値って何だろうと純粋に語り合いたくなります。子どもって不思議で面白いなとおもった場面でした。

 

富士見の森こども園

園長 柳澤 千草

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