保育・教育・研修
2024/05/31
5月10日に名古屋市科学館にてプラネタリウム見学をした5歳。
投影では宇宙旅行をしたそうで、その壮大さとリアリティーに大興奮で帰ってきました。
その後クラスでは星の本を見ながらシールを貼って星座を作り始めました。
部屋では一番印象に残った土星の輪を再現しようと作ってみたり土星について調べようと本を読んだりと子どもたちはすっかり天体や星、惑星に夢中になりました。
ある日ランチルームで主幹がおもむろに滲み絵を始めると子どもたちはこぞって参加しました。
あっという間にたくさんの銀河が出来上がり、そこに数日かけてデカルコマニーで作った惑星や星をたくさん貼って自分だけの銀河ができました★
プラネタリウム見学で宇宙旅行をした子どもたちは保育者に教わりながら宇宙服を着た自分たちも作って飾ります。
自分が体験したことをこうやって形に残したりイメージを膨らませて作り上げていく様子を見ると子どもたちの
「面白い!」に反応するアンテナの感度の良さ、職員たちの「面白くしたい!」といった保育者としての技術が光った時間だったと思います。
園庭や玄関に生えたつゆくさを使ってつゆくさんだんごを作りました。
そこらへんに生えている草からだんごができるなんて子どもたちも終始不思議そうに観察しながら
団子づくりに参加していました。
行程を聞きながら友だちと作っているとだんだん楽しくなってきたのか茹で上がるまでの時間を
踊って過ごして出来上がりをハイテンションで待ちわびていました。
できたおだんごはつるつるピカピカ✨味も素朴でおいしかったです。
まだまだつゆくさはあるのでもう一回食べたいな♪
今年度の園内研修は保育を語り合う時間をたっぷりとってお互いを高め合うことをねらいにしています。
今月も写真から読み取れる子どもたちの心情を探っていましたが向かい合って語るだけでなく写真を同じシチュエーション、同じ感触を味わいながら感じることを話し合うといったこともしました。
普段子どもたちの見たままの姿は語れてもその思いをくみ取るのは本当に大変です。
しかし、保育者が皆で一つの事象に向き合いながら様々な保育の在り方を探していければ、職員たちの保育の質もあがっていくと思います。
これからも全力で子どもたちと一緒に楽しみ、学び、保育を通して子どもたちに手渡せる保育者を目指していきたいと思います。
富士見の森こども園
園長 柳澤千草