保育・教育・研修
2021/06/12
最近の乳児さんの様子をご紹介します♪
0歳児クラスの子どもたちはクラスの雰囲気や担任との関わりにも愛着関係が生まれてきました。
最近は後追いをして担当の保育者が視界から消えてしまうと不安で泣けてしまいます。泣き方も相手を呼ぶような泣き方に変化しています。
そうなると園長が毎日お手伝いにお部屋に入ると必ず泣きだす子がちらほら・・・。
とても切ないですが、子どもたちにとってそれだけ丁寧に関わり安心して過ごせる場所であると確信できるので職員の働きぶりに感心させられています。
1歳児さんは大泣きの時期を越え、今は好きな遊びを見つけて室内でも園庭でも積極的に遊んでいます。
まだ何をして過ごしたらいいのか自分でも分からない子には保育者がいろんなおもちゃを見せて「どっちがいいかな?」と自分で決められるように差し出してくれます。
わらべうたも良く歌ってもらいながらふれあい遊びも楽しんでいます。お部屋に行くと園長にもわらべうたを歌ってほしいとお手玉を持ってきてくれるので「ぺったらぺったん」を歌うとみんな嬉しそうに人差し指を立てておかわりをしてくれるのがとても嬉しいです。
2歳児クラスでは「自分で!」と「やって欲しい!」の狭間で気持ちのコントロールが出来ずに怒ったり泣いたり甘えたり。
その都度どうしたいのか優しく声をかけ、根気よく見守り、できたことをしっかり認める。といった心の育ちを支える保育者の姿を見かけます。
時には長期戦になることもありますが、今こうして子どもの思いに寄り添うことができるのは、自分もきっと周りの大人に大切に育ててもらった経験が心のどこかにあるからかな。と個人的に感じています。
乳児での生活は「自分がとても愛されている存在だ」と気づくことが出来るように一人ひとりに寄り添い、温かく関わることを大切にしています。
そして何よりも子どもたちの幸せが保育者としての幸せだと感じられるような保育者を目指して日々研修や自己研鑽を積みながらスキルアップを図っています。
そんな職員を頼もしく感じながら引き続き子どもたちの成長を追っていきたいと思います。
富士見の森こども園
園長 吉田 千草