保育・教育・研修
2021/01/28
花壇とプランターでお野菜担当の職員が栽培していたラディッシュを収穫しました。
当日は5歳児さんにお手伝いしてもらって赤いお顔が見えているものから抜いてみました。
葉っぱを避けてどれが大きく育っているのか見極めながら吟味する子どもたち。その様子を見て園庭で遊んでいた子たちも集まってきて「やりたい!」とリクエストが募りました。
自分で選んで収穫したものを嬉しそうに見せてくれた5歳児さん。(お日様まぶしかったね・・・ごめんね。)
「どんな味がするか食べてみようか」と職員が提案すると大喜び。試食会をすることになりました。
お野菜担当の職員のいる1歳児クラスも収穫を体験。
育て始めた時、芽を見つけては「はっぱ!」と言って引っこ抜いてしまうことがありましたが育つにつれて「だいじ!」と言うようになり生長を見守ってくれていました。
「採っていいよ!」と言われるも「え・・?いいの??」という表情をしたそうです(笑)
試食会ではその日に収穫したものも含めて14本。子どもたちが保育者と一緒に切っていただくことにしました。
包丁はおいもパーティー以来でしたが上手に切ってみんなで試食。
「おいしい!」「大根の味がする!」「あとから辛くなってきた~!」などそれぞれが感じたことを教えてもらいました。
塩をつけるとまた味が変わり子どもたちは何回もおかわり。
園長もいただきましたが20日以上育てたので味が濃い!途中でランチルームに寄った職員にもおすそ分けしながらあっという間になくなりました。
普段はお野菜がちょっぴり苦手な子も嬉しそうに食べている様子を見て園で育つ様子を見てきていると食べてみたい気持ちが湧いてきたんだなと感じました。
野菜が出来るまでの過程も知りつつ、人としての昔ながらの暮らし方の一遍に触れることが出来たのではないかと思います。
まだ大根・たまねぎなどあるので今後の生長と試食会が楽しみです。
お腹仕上げなくちゃ。
富士見の森こども園
園長 吉田 千草