研修制度
任天会では、保育者の専門性を高めるため「学び合いの場」を大切にしています。
子どもと関わる仕事を続けていくには、専門性を維持し、向上させていくことが大切です。保育者の専門性の軸は園での実践にあり、豊かな子どもの育ちを保証していくためには、保育者の高い専門性が必要です。
そのために、森の乳幼児教育研修センターでは「保育実践」を基盤とした研修を行っています。
子どもの学びや育ちについて理解します。
園で協働して子どもたちの学びに向かう力を育て、現場の実践に役立てます。
研修会では、公開保育、環境構成、保育者の関わりなどを検討し合います。その中で学んだことを、自園に持ち帰り職員に伝え、学び合います。
絵本の奥深さや広さ、多様性を知り、子どもや保育文化に合わせた絵本を理解していきます。保育の中での、自然物の準備の仕方や価値、遊び方を知り、保育の環境に活かしていきます。
読み方の難しい科学絵本などの扱いを知り、子どもたちに読むのが楽しくなりました。知識や経験が増えることで保育がより充実します。
積み木は子どもにとってイメージをもって作り出す空間や形の面白さなど、不思議発見ができる遊びです。積み木の基本となる知識や技術を遊びを通して学びます。
積み木を積むだけでなく、様々な表現の仕方を保育者が習得でき、子どもたちの表現の可能性を広げることに繋がりました。
0、1、2歳児が生活面で自立するケアワークについてや、子どもが自ら主体的に遊ぶように、育ちに応じた遊びについて学びます。
自分の保育を振り返ることができ、ていねいなまなざしで保育をする大切さを理解しました。
法人理念、基本方針を理解し、保育者として働く上で大切にすることについて学びます。一人ひとりの心に寄り添う保育実践基礎力を養います。
研修の時間があることで、安心して保育者としてスタートできました。わからないこと、不安なことも聞きやすく、本当に安心しました。
リーダーとしての役割、チームの質を高める関わりの技術等を理解し、実践に繋げていき、管理職へのキャリアアップを目指します。
今後キャリアアップするうえで、役職候補者として学ぶ機会があることが嬉しいです。
人材育成と保育の質を高める役割を担うため、管理職としてのリーダー力を養います。
同じ法人で管理職として頑張っている方と共に学び合い、リーダーとして自分の園のために尽力したいと意欲がわきました。
小学校教師として、コミュニケーション力あふれる教育を実践をされてきた菊池省三先生による研修など、より良い小学校への接続に向け学びます。
小学校との接続に向けて学ぶ機会となり、子どもたちにとってよりよい小学校との接続に繋ぐことができました。
教育アドバイザー 菊池 省三 先生
任天会では、教育実践研究家である、菊池省三先生に顧問を依頼しています。
教育の専門家から保育に関するアドバイスや研修をしていただき、質の高い保育ができるよう保育者の専門性の向上につなげています。
愛媛県出身。山口大学教育学部卒業。
小学校教師として「ほめ言葉のシャワー」「成長ノート」「白い黒板」など現代の学校現場に即した独自の実践によりコミュニケーション力あふれる教育をめざしてきた。
教員同士の学びの場「菊池道場」を主宰し、その支部は全国約60か所に広がり大きなうねりとなっている。
2012年7月,NHK人気番組【プロフェッショナル 仕事の流儀】で取り上げられたことをきっかけに全国へ講演。
テレビ東京「たけしのニッポンのミカタ」、日本テレビ「NEWS ZERO」「世界一受けたい授業」などにも出演し大きな反響を得ている。
菊池先生のプロフィールを見る
園全体がチームとして、一人ひとりの子どもの育ちへの援助を考え合いながら、専門性の向上を目指します。
園内研修で学ぶことで、クラスの子どもの育ちを確認し合い、育ちへの援助を深めながら保育を実践することができます。
人間学を学ぶ月刊誌「致知」から、各界各分野で一道を切り開いてきた人々の生き方を通して、職員が主体的に学び合います。
人間学を学ぶことで、人の短所ではなく、長所を見つけようと心がけるようになりました。
休日などを利用した自主的な研修への参加の費用等を負担するなど、職員の学ぶ意欲を推進します。