お知らせ

毎年ツバメが巣を作っている場所に、今年も新しい巣が出来ていました。
ヒナが4匹ほど生まれていて、見に行くと餌を待って顔を巣から出している可愛い姿が見られるので、必ず朝から様子を見に行く子もいます。
昨日、事務室に「園長先生!大変!ツバメのあかちゃんが落ちてる!」と5歳児と4歳児の子が知らせに来ました。それは大変!と一緒にテラスへ行くと、確かに1羽のヒナが落ちているではありませんか。
そっと手のひらに乗せて、みんなでじーっと見ていると、羽が動いているのがわかりました。5歳児のNくんが「死んでない?」と心細そうな声と表情で聞いてきます。
「大丈夫やで、動いてる」と伝えると「よかった・・・」と心からほっとした様子。痛いほど、子どもたちの気持ちが伝わってきました。

はしごを運んできて、何とか巣にヒナを戻すことができましたが、「また落ちへんかな」と不安そうにしばらく巣を見あげる子どもたちでした。ヒナたちはもうだいぶ、大きくなってきています。巣立つ日も近いかもしれません。

桃の木の森こども園 園長 稲垣 美紀

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