保育・教育・研修
2021/05/20
虫の観察をしていた子どもたち、不意に「ありさんのお弁当って小さいよね」という話から「はぁ~、お弁当食べたくなっちゃった。。。」という言葉が。
これを聞き逃さなかった保育者は紙にお弁当箱を描いて「おべんとう」の絵本を横に置いて開きました。
そこにはお釜で炊いたほかほかのごはんの絵。
そこから「あっつ!あっつ!」といいながら保育者がお弁当箱にご飯をよそうと一気に子どもたちのおべんとうブームが始まりました。
色とりどりのお弁当。出来上がるとみんなが一つひとつおかずを説明してくれました。きっとお家の人が作ってくれるお弁当が大好きなんだな。と感じられる姿でした。
幼児クラスで飼育してるダンゴムシの不思議を調べるために「だんごむしめいろ」をお家で作って持ってきてくれました。
箱にはお家の人と協力して作った迷路と色んなダンゴムシ情報が貼ってありました。
さっそく幼児廊下の土入り発泡スチロールにお住まいの大きめダンゴムシさんに来ていただき、検証を開始。
しかしながら今日は子どもたちの不思議検証にお付き合いしていただける気分ではないご様子。丸くなったり壁を伝って登ってしまったり。。。
残念だけど、また日を改めてチャレンジしてみましょう。
2歳児では先日芽が出たひまわりの記録を保護者の方にも見ていただけるように入り口ドアに貼り出して適宜お知らせできるようにしました。
子どもたちがどういった形で関わっているのかが一目でわかるものになっています。これからどんどん更新していくと思いますので子どもたちの反応も併せてお楽しみに🌻
前回ご紹介したちょうちょの羽化の様子が早速廊下に貼られていました。子どもたちの驚きの様子や不思議そうに眺める目など担任にしか気づけないような細やかな目線でたくさんストーリーが書かれています。
また遊びでの一コマなど上手に切り取ってお知らせしてあり、子どもたちの遊びが充実している様子がとてもよくわかりました。
「子どもの目線で見てみる」
子どもにとって遊びの仲間である保育者が自分と同じ思いでいることの喜びは大人が思う以上に大きいのではないかと思います。
そんな気持ちを大切にしながら、今日も園内での新たな発見を探しに行きたいなと思います♪
富士見の森こども園
園長 吉田 千草