保育・教育・研修
2021/05/18
空間の開放を行っている幼児クラスでは自由に行き来しながら自分のやってみたい遊びをじっくり楽しんでいます。
中でも製作コーナーは大人気。
毎日担任が画用紙を色んな形や大きさに切って準備し、生活材を集めてイメージを形にする楽しさが味わえるように工夫しています。
担任の日々の環境整備に対する力の注ぎ方はとても感心させられます!
部屋に行くといつも「園長!これつくったの!みて!」と声を掛けられて自慢の品について笑顔で説明してくれる子どもたち。
子どもの幸せに触れて大人も胸いっぱい幸せな気持ちになります。
製作物にも変化がありました。箱に描いたものを貼るだけだったものが今では立体的に生活材を組み立てて「お掃除ロボ」や「ロケット」などに変化しています。読んでもらった絵本からイメージして形にしている子もいます。
そして製作活動の場がただいま廊下にまで拡大中!
これからも幼児の遊びが盛り上がっていくのが楽しみです✂
先日2歳児クラスがひまわりの種を植えました。
これは昨年度に「ひまわりが咲きました!」の部分でもご紹介した種を今年度も引きついでいます。
担任と一緒に砂を混ぜて種を入れる穴をあけてそっと土をかけるところまで真剣に取り組んでいました。
その後は園庭へ出るたびにお水をあげたり目が出ていないかと観察したりしています。(数日前芽が出たときは大喜びで教えてくれたそうです🌱)
また部屋で飼育していた幼虫が大きくなってあっという間にさなぎになり、ついに昨日蝶に羽化しました。
担任は飼育ケースの横に図鑑を置いてどんな蝶の幼虫なのかを調べられるようにしていました。子どもたちと調べた結果、「ナミアゲハ」と分かりました。
さなぎが羽化の合図を出して3時間で美しい蝶に変わる瞬間を子どもたちはばっちり見ることが出来ました。
羽化するとここでは生きていけないのでみんなでお別れをして空へ放ちました。また遊びに来てくれるといいね🦋
また大根の種を収穫してその小ささにびっくりしたり、園庭遊びの時には草の色を使ってお絵かきを楽しんだり毎日たくさんの「楽しい!」が詰まっています。
どの学年の担任も子どもたちが楽しんでいる姿を保護者の方と共有しようと写真を掲示したりお迎えの際にお話させていただいています。是非ご家庭でのお話も聞かせていただけたら嬉しいです!
そしてこちらでもどんどん子どもたちの活動をご紹介していきたいと思います!
富士見の森こども園
園長 吉田 千草