保育・教育・研修
2020/12/16
初雪を観測した名古屋市は大きな混乱もなくいつものように朝が始まりましたが・・・・とにかく寒い!!
今までの気温が例年とは違うというのはありますが一気に寒くなり、子どもたちもモコモコと着ぶくれて登園してきました。
昨日から今日にかけてうっすら降った雪が日差しを浴びて屋根の端っこから水滴となって落ちてきました。
見慣れない場所からの水滴を見つけて2歳児の子どもが不思議そうに屋根を見上げていました。落ちてきた水を触ってみると冷たいのかすぐ指を引っ込めてしまいました。
季節によっての気温や水の温度の変化は小さいながらも感じています。そのような体験を通して「冬」を知ることが出来たようです。こういった日常の中にある小さな発見をどんどんしていける保育環境をもっと作っていきたいなと思っています。
花壇に植えた玉ねぎの苗がこの冷たい風の中一気に体を起こしました。寒さの中しっかり甘味を蓄えていけるように引き続きお世話しています。
またお芋畑にはきれいな花が植えられていました。別の場所では5歳児さんがチューリップの球根を植えてくれました。
今はまだ寒さが本格的な時期ですが春に向けての支度もどんどん進んでいます。
保育室内は現在クリスマスムード一色です。子どもたちの作品や室内の装飾もとても華やかで写真の部屋の0歳児さんもゆらゆら揺れるサンタさんやソリを指さししながら眺めています。
玄関では5歳児さんが作ったサンタさんがいっぱい飾られていました。白いおひげのかわいい妖精のようなサンタさんで更に玄関がにぎやかになりました。
保育者の「子どもの頑張りや思いを保障する」といった活動はここ1年で目に見えて増えてきました。完成したものは一人ひとりが遊びの中でそれぞれのやり方やペースで進めてできた宝物。そこへ至る過程や惜しみなく力を注いだんだという思いを保護者と共有したい。といった保育者の気持ちがとても良く表れてきています。
是非子どもたちと一緒に見て欲しいなと思います。
富士見の森こども園
園長 吉田 千草