保育・教育・研修
2022/11/15
毎年恒例の乗馬体験の日がやってきました。
今年は、こども専門乗馬クラブ「ペピーズ ホース フィールド」からマイアとクッキーが来てくれました。
馬に乗るのは5歳児です。大きな馬のマイアに乗るのか、ポニーのクッキーに乗るのかは自分で決めました。
子どもたちは、馬に乗って園庭を2周する間、全園児、職員から声援を受け、とても誇らしげな表情でした。
5歳児の乗馬体験が終わると、2~4歳児のエサやり体験です。
ニンジンを手に持ち、おそるおそる近寄る子、マイアが食べようとするのに驚き、ニンジンを落としてしまう子などハプニングもありましたが、思い思いにニンジンをあげることができました。
また、飼育員の方から「撫でていいよ」と言われ、子どもたちは一人で、保育者と一緒に、それぞれの方法で馬と関わることができました。
昨年は怖くて泣いていたS君も、今年は一人で撫でに行くことができていました。
降園時に1歳児のEさんは「お馬さんに乗りたかった」と母に繰り返し伝えていました。
私も「乗りたかったんだね。」とその思いに寄り添っていました。それでも納得しきれないEさんは、何度も何度も「お馬さんに乗りたかった」と伝えていました。
私は、ペピーズ ホース フィールドの案内に馬の写真が載っていたことを思い出し、Eさんに渡してみました。
それをとても気に入ってくれ、母と馬の写真を見て、話しをしながら家路についてくれました。
毎年乗馬体験を開催することで、子どもたちの成長を感じることができます。来年はどんな会になるのか・・また楽しみになりました。
社会福祉法人 任天会
日野ひかりの森こども園
園長 蓑輪登紀子