お知らせ

ひなまつり・・・・
女の子の成長を祝う行事ですが、子どもたちを魅了するのは、なんといってもひな人形の迫力や美しさ、荘厳さです。この本物のひな人形も地域の方からいただきました!!
さて、子どもたちの「うわー!」という本物を観る目から、造形表現活動を毎年この時期は各年齢に合わせて行います。

2歳は折り紙(黄色の台紙のもの)
3歳はデカルコマニー(赤い台紙のもの、着物がデカルコマニー)
4歳はマーブリング(立体物の丸いもの。着物がマーブリング)
5歳児はいろいろな技法が混ざり合った集大成のような造形です。
5歳児は、テーマ「立体ひなまつり」× 技法「彫刻モデリング」× 素材「紙粘土・折り紙」
となっています。ここに、保育者が書いたドキュメンテーションの文章をそのままのせたいと思います。
各年齢に意味があります。長年の保育の中で、この時期だからこそ、取り組める造形表現活動です。

「年長児は紙粘土でひな人形を作りました。目や鼻の細かいパーツが作れるのも指先が器用に使える年長児ならではです。髪の毛や冠は、「お姫様、着物の後ろまで髪がある」「お殿様の帽子は長いね」と、実物を見て忠実に表現しようとしていました。こねる、丸める、切る、巻く、貼る、折る、彩色する…等、これまで体験してきた技法をフルに活用し、まさに一年の集大成ともいえる造形活動です。そんな、工程が多く時間のかかる製作も「本物みたいに作りたい」と、お内裏様で完成のところを3人官女まで作り上げました。
園生活をとおして、つくる喜びを体験し、表現することにも自信がもてるようになったのだと感じられる素晴らしい表現となりました。」

社会福祉法人任天会
大阪府堺市
幼保連携型認定こども園
おおとりの森こども園 園長 松本崇史

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